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授课学校: 互动美语
长安德立外语培训简章
德立教育集团是以教育、文化为主要投资经营方向的著名教育机构,致力于发展职业教育、高等继续教育和企业培训等教育体系。逐步实现集教育投资管理、教育管理咨询、教育研究开发、教*技研发为一体的教育产业集团。机构属下在深圳市宝安、东莞虎门、长安、东莞莞城、广州花都区、海珠区、萝岗区、番禺区、南沙区、从化区,清远清城区,佛山顺德共设有20多个教学培训中心。
德立外语培训长安分校现设有幼儿英语班,青少年英语班,中*英语同步辅导班,全日制英语班,企业培训,魔法发音班,英语初级班,商务英语班,语法专修班,日语五十音图班,日语初级班,日语进阶班,日语二级冲刺班,汉语VIP课程等。资深中外教结合,课堂氛围活跃,情景教学,举一反三,学以致用。
日语阅读: 兔子和太郎
むかしむかし、ある山おくに、おじいさんと孫の太郎がすんでいました。
二人の家のすぐそばのささ山には、人をだましてはよろこぶ、わるいウサギがすみついています。
そのころは、ウサギのしっぽは長くて大きなものでした。
ウサギは、この大きなしっぽをじまんにしています。
ある日のこと、山へ出かけるおじいさんが、太郎にいいました。
「山さいって、ひとはたらきしてくるかのう。太郎、夕方にはかえってくるで、おかゆでもにて待っててくれろ」
「うん」
太郎はおじいさんを見送ると、おかゆを作るために、なべをあらいはじめました。
その音に、ウサギが気づき、
「おや? なべを洗っているのか、ということはめしを作るんだな。じゃあ、めしができるまでねて待つか」
そういうと、ウサギはゴロッと横になり、グーグーひるねをはじめました。
さて、夕方。
おかゆもできあがり、いいにおいがしてくると、ウサギの鼻がピクピクピクッと動き、パッとはねおきて太郎の家へ走っていきました。
そして太郎にいいました。
「太郎、なにしてるだ?」
「おかゆをにてるだよ」
「うまいんか、そのおかゆってのは」
「そりゃあ、うめえさ」
「なら、ちょびっと食わせてくれや」
「だめだめ、じいさまにおこられる」
「ちょびっとだ、ほんのちょびっとだけだ。おら、おかゆってのを食ってみてえ。ねえねえ、ねえったら」
ウサギがあんまりしつこいので、太郎はしかたなく、
「じゃあ、ほんのちょびっとだぞ」
と、なべをウサギにわたしました。
ウサギは、うれしそうにおかゆを食いはじめ、
「あち、あち、あちいがうまい、いやあ、うまい! じつにうまい! ああ、うまかった。さようなら」
ウサギはなべをかえすと、あっというまに山へ帰ってしまいました。
太郎がなべの中を見ると、なんと、からっぽです。
こうしてウサギは、人のいい太郎をだまして、おかゆをみんな食べてしまいました。
おじいさんが帰ってくると、太郎はなべをかかえたまま、ションボリしています。
「太郎、おめえ、なにしてるだ?」
「あっ、じいさま。ウサギにおかゆを食われちまっただ」
これには、おじいさんもガッカリです。
よく朝、おじいさんは、山へ出かけるまえに太郎にいいました。
「太郎、きょうは、ウサギにおかゆを食われるでねえぞ」
「うん、だいじょうぶだ」
太郎は、きょうこそおかゆをたらふく食おうと、はりきって作りはじめました。
そしてタ方。
「ウサギがきたって、もうぜったいにやんねえぞ!」
ところがまた、ウサギがきました。
「あっ、おめえのおかげで、きのうはひどいめにあったぞ。とっとと帰れ!」
するとウサギは、まじめな顔をしていいました。
「そんなこといってる場合じゃないぞ。おまえのじいさまがな、山でたおれておったど」
「えっ! ほんとうか? そりゃあたいへんだ!」
太郎はビックリして、なにもかもほうりだすと、山ヘ走っていきました。
その後ろすがたを見送りながら、ウサギはニンマリ。
「ウッヒヒヒヒ、うまくいったぞ」
いっぽう、ひっしで山をのぼっていった太郎は、ちょうど山からおりてくるおじいさんと出くわしました。
「これ太郎! どこいくんじゃ?」
元気なおじいさんを見た太郎は、ようやくだまされたことに気づきました。
「しまった!」
おじいさんと太郎が大いそぎで家へもどると、からっぽのなべがころがっています。
またウサギに、ごはんを食べられてしまった二人は、お腹のすいたまま、ふとんにもぐりこみました。
そしてつぎの日、太郎が、「きょうこそは!」と、おかゆをにていると。
「太郎さん」
「またきたなっ! もうかんべんならねえ、ウサギじるにしてやる!」
人のいい太郎も、さすがにすごいけんまくです。
するとウサギは、
「ま、待って。きょうはあやまりにきただ。すまん、すまん」
と、しんみょうな顔をして、ペコペコと頭を下げます。
そんなウサギを見て、こころのやさしい太郎は、
「よし、ゆるしてやるから、とっとと山へ帰れ」
「いや、それではおらの気がすまねえ。じいさまにこれをやってくれ。これは不老長寿(ふろうちょうじゅ)の薬じゃ」
そういうと、ウサギは太郎に竹づつを手わたしました。
「ふろうちょうじゅって?」
首をかしげる太郎に、ウサギはいいました。
「おめえ、じいさまに長生きしてほしいだろ。これは、長生きの薬なんじゃ」
「ほんとうか?」
「でも、この薬は、すぐになべでにないときかんよ」
「なべ? おまえ、うまいこといって、またおかゆを食うつもりじゃろう」
「なにいってんだ。じいさまに長生きしてほしくねえのか?」
「そりゃあ、長生きしてほしいが」
「それ見ろ、さあ、おらがなべをからっぽにしてやるで、早くその薬をにろや」
そういうが早いか、ウサギはまたまた、おかゆをたいらげてしまいました。
おじいさんが山から帰ってくると、太郎はうれしそうにそのことを話し、さっそく、なべでにた薬をちゃわんについで、おじいさんにさしだしました。
「さあ、じいさま。これ飲んで長生きしてくれろ」
「うん? なんだか、ヘんな色合いじゃのう。それに、においも少々」
と、首をかしげながら、一口飲んだとたん、おじいさんははき出しました。
「うえ~っ! なんじゃ、こりゃあ! ウサギのしょんべんでねえか!」
ついに、おじいさんのかんにんぶくろの緒(お)が切れました。
「太郎! まきを切るナタもってこい! ウサギのやつ、ひどいめにあわせてくれる!」
ウサギは、すごい顔でやってきたおじいさんを見てビックリ。
あわててにげだしました。
「待てっ! えいっ! とうっ!」
ナタをふりまわしながら、おじいさんはウサギをおいますが、ウサギのすばしっこいこと。
あっちへピョンピョン、こっちへピョンピョンにげまわり、ふりむいては、おじいさんをからかいます。
「やーい、じいさま、年じゃのう。くやしかったらつかまえてみろ」
「いわせておけば、いいたいことをいいおって! これでもくらえっ!」
おじいさんは、ウサギめがけてナタをなげつけました。
ウサギはピョンとはねて、ナタをよけましたが、長いしっぽだけはよけそこない、スパッ! と切れてしまいました。
「・・・ああっ! いてっ! いてっー!」
しっぽをきられたウサギは、あまりのいたさに山じゅうを何日も何日も、なきながら走りまわりました。
そのため目は赤くなり、いつのまにか、前あしと後ろあしの長さがちがうようになってしまいました。
それからだそうです、ウサギのしっぽが短くなったのは。
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